小中高生の栄養バランス

小学生・中学生・高校生の栄養摂取のポイント


小学生、中学生、高校生といった成長期には、エネルギーの消費量や生活スタイルがどんどん変化していきます。
それゆえに、一概に栄養バランスが大切と言ってもそれぞれの年代によって特に不足しがちな栄養素があり、その点に気をつけて栄養バランスを整える必要があります。
ここでは小学生、中学生、高校生、それぞれの段階でおさえておきたい栄養摂取のポイントを見ていきましょう。

小学生はここがポイント!

不足しがちな栄養素:カルシウム、鉄、タンパク質、野菜など
この時期には、色々な食材を摂って栄養に偏りがないように努めることが大切です。

体がどんどん成長するために、摂り入れた栄養はどんどん使われていくので、いつも十分な栄養が必要になるのです。

カルシウムについては、小学校低学年以降、成人と同じ量が必要となります。
特に小学生中学年(3年生~4年生)になる頃は、食事に栄養バランスが考えられていなければ後の成長にも影響を与えてしまう、大切な時期です。

そんな時期だからこそ、栄養バランスが整うように心がけましょう。

中学生はここがポイント!

不足しがちな栄養素:カルシウム、鉄、ビタミンB1、食物繊維
この時期は特に女子のほうが栄養が不足気味です。特に鉄に関しては男子より必要であるのに男子より摂取量が少ないです。
自分の体型や周りの目が気になりだす年頃なので、食べ物による栄養摂取の重要性はわかっているけど、受け入れがたい、という傾向にあります。

また、この時期には人生で最もカルシウムの必要摂取量が多くなります。

たんぱく質やビタミンCなど食べやすい食品から摂取できる栄養が必要量足りている一方で、カルシウムや鉄などは必要とされる量の半分ほどしか摂れていない中学生が多いことがわかっています。
中学校には給食がない場合が多いので、それに伴う現象と言えるでしょう。

高校生はここがポイント!

不足しがちな栄養素:カルシウム、ビタミンA、B2、B6
エネルギーの消費量はこの時期がピークです。
栄養素の必要量が多いゆえに、栄養を摂取してもどんどん吸収され、食事からの摂取では間に合わないようになりがちです。
ビタミンB2が不足すると、この年頃は特に身長だけでなくニキビにも悩まされます。
また、運動量の個人差が大きいので、一人ひとりにあった栄養摂取への気遣いが必要です。
部活をしている場合は練習も激しいものが多いのでさらに気をつけて栄養を摂取する必要があります。

痩せていることへの憧れも強い時期です。本人次第で食生活が乱れがちになることにも注意しましょう。